2023/10/01 17:24
10月に入りましたね!ようやく涼しくなったので新しいことに手を出そうとやる気に満ち溢れてる人も多いと思います!売ア目の時間です!
「9月に読んだ筒井康隆の本」
諸事情で友人と9月の1ヶ月間ダイエット勝負をしていました。お互い結構太っていたので運動や食事制限を経て月末にあうとき何キロ減らすことができたのかを競い合っていました。
結果は私が栄養素などを完全度外視したぶっ飛び食事制限の末10kg以上痩せることができ大勝しました✌
9月中は中高の頃読み漁ってた筒井康隆さんの小説を読むことに集中し、空腹を紛らわせ続けていました。以下は読んだ本と感想です。
・旅のラゴス 8/29-9/1
私達の文明が滅んだあとの世界でラゴスという旅人がいろんな街に行って色んな人と出会いながら旅をする話。いった街とか出来事毎のショート。転移や壁抜け、予知など超能力が一般的に使えて一部は生活に根付いているのが面白い。私達の文明の知識を得る所、得たあとのラゴスの振る舞いがかっこよかった。「私はひとっ所に居座れないんだ」的なラゴスのセリフが良かった。波乱万丈何だけどゆったりしてるラゴスの旅を見てしみじみいいな〜、デーデに会いたいな〜ってなる物語でした!
・宇宙衛星博覧會 9/2-9/6
いろんな惑星での短編集。ぶっ飛んでるけどちゃんと理由があるのが良かった
☆蟹甲癬→カニを食べまくってたら頬に蟹の甲羅みたいな腫瘍ができる話。思わずオェッとなってしまう。取り外しできて…
こぶ天才→虫を背中につけたら天才になれるけど…これは考えもの。商人の気持ちもわかる。ラスト攻めすぎ。
☆急流→時間どんどん加速していく話、時計が意味をなさなくなって時計屋が夜逃げの準備を始めたら朝になってたとこが面白い
顔面崩壊→オジさん?がトド豆を圧力鍋で調理するときに爆発して顔に豆がめり込んだらどうなるかを懇切丁寧に説明してくれる話。生々しいし効果音が面白い
☆問題外科→ぶっ飛びすぎてる医者二人が手術?する話。読まないと残虐無惨で下品さは伝わらない。やばい性癖の漫画読んだときみたいになる。
☆関節話法→面白かった!マザング星の人は関節を鳴らしてその順番で会話する。大使として行った地球の人の話。上手く関節が鳴らず順番通りにいかないと罵倒の言葉になるのが面白い
最悪の接触→マグ・マグ星の人がどんな人が一週間共同生活をともにする話。マジで話が噛み合わな過ぎて常軌を逸してる。面白かった
☆ポルノ惑星のサルモネラ人間→生物、環境すべてがいやらしい星で女性学者がある植物のせいで妊娠してしまう。いやらしい現地人に対処法を聞きに行く話。何故いやらしいのか?という思わず唸る進化論の話。ちょいムズだけど面白かった。佐野ヨイショノビッチ好きすぎ
・霊長類 南へ 9/7‐09-21
マジでちょっとしたことで世界核戦争が起き北半球が核で全滅、人々は生き延びようと南極を目指す。大パニックの人々が少しでも生き延びるために逃げる、事故る狂ったりするの描写が生々し人間の醜い所満載。船や飛行機にぎゅうぎゅうにおしかけた人がどうなったか、道路で逃げる人々が起こした惨事がめっちゃ鮮明に説明されていてかなりグロい。というかえげつない。シリアスかと思いきやかなりブラックすぎるユーモアもあって面白い。「全人類が生命を賭けての大騒ぎ」ってセリフがあったけどマジでそれ
途中読まない時期があったかその生々しさが一度読むと手が止まらない。最悪な状況の連続で人類が、地球がどうなったのか続きがどんどん気になる。面白かった!
・農協 月へ行く09/23‐
☆農協 月へ行く
めっちゃ金持ってる農協の百姓たちが月へ行く話宇宙船飛行士は過労で狂ってる。面白い掛け合いの末月についたらエイリアンと遭遇する。すぐ読めて楽しかったが欲を言えばもっと農協の厚かましさ、無神経さが見たかった。それでもかなり無神経でヤバい。
めっちゃ読めると思ったけど途中でモンハン買ったんで3冊くらいしか読めませんでした。でもやっぱり面白いですね!漫画ばっか読んでるんでたまには小説も良いものです!筒井康隆さんは読みましょう!短編も長編も面白すぎるます!
超長文になりました。もっと簡素にまとめられる力がほしいですね。終